先週、こんなエントリーを見つけた。
10年努力するより、1日勇気出すほうが人生が変わる。
記事に出てくる「チート」で思い出したことがある。
チーティングについてだ。
残念ながらググってもなかなか出てこないのですが、
この動画が似たようなことを言っている。
簡単に言うと、
バッターがキャッチャーのミットを見ること。
有名なところでいうと、横浜高校とかは顕著にやっていた。
インコースに構えていれば、ピッチャーが投げる瞬間に足場を変えて打つバッターもいた。
高校時代、すごく嫌だった。
しかし、高等技術であることは間違いないし、
キャッチャーが構えたからといって、必ずしもそこのコースにくるかどうかはわからない。
ルール違反でもないとのことだ(審判の解釈によるが)。
高校3年の夏は、チーティングどころか、
あらゆるサインを丸裸にされて、球種もコースも全て見破られ、
コテンパンにされてしまった。ちょうど10年前の今日。
でも、今僕はビジネスでこれをやっている。
来る未来を、あらゆる情報にアクセスしながら、
より高い精度で予測して、そこをめがけて思い切り振り抜く。
結果、ヒットもホームランも打ってきた。
ビジネスにおけるチーティングは、全くもって問題ではない。
未来を見通す力は、つまるところ情報収集能力である。
未来を変える力は、決断力である。
野球で勝てなかった事実を認め、
負けた原因、相手チームとのギャップをきちんと分析し、
別のドメインで必ず勝つための糧に出来た。
野球の指導者は、
キャッチャーのミットを見て打つことを教えるのではなく
来るべき未来を見通す力
を育むべきだと思います。
少なくとも、僕は高校野球・大学準硬式野球でそれを身につけました。
そんなチーティングの話。