アスリートを育てることが部活の役割ではない

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先週、大学時代の野球部の合宿を見に行った。

指導者の言葉が気になった。

「やつは球速いんだけどコントロール悪いから使えない」
「いいスイングするんだけど、身体小さいから今ひとつ」
「彼は無名の高校出身だけど、センスはある」

それ以上でも以下でもない見方をしていた。

僕は違和感を感じた。

プロ野球選手を目指すわけでもない
学生たちを教える指導者として、
野球の技術だけを評価することが
果たして正しい在り方なのだろうか。

慶應義塾の指導者として、
社会で活躍する人材を輩出するという観点を
持っているのだろうか。

学生を、選手を、
1人の人間としてみているのだろうか。

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部活は、スポーツマンを育てる場所ではなく、
スポーツを通じて独立自尊の精神を学ぶ場所なのではないだろうか。

「野球選手」としてだけでなく、
1人の人間としての教育が足りているのだろうか。

学生と言うよりも、指導者の教育が足りていないという印象を受けた。

勝利至上主義が100%間違っているわけではない。
ただ、中途半端な勝利至上主義が、
学生の未来を半端な道に進めてしまっている可能性は否めない。

30−40年前に学生だった彼らの時代は、
特に社会を見据えた準備をしなくとも、
いろいろとうまくいったのかもしれない。

しかし、時代は大きく変わった。
大学時代に呑気に野球だけやっていることが、
将来を不利にしている可能性がある。

気づいてしまった僕が、変えるしかない。
学生に、いかにこの問題に気づいてもらうか。
野球をするなというわけではない。
僕のメッセージがまだまだ半端だ。
悩ましい。



福山 敦士
福山敦士 横浜生まれ横浜育ち。学生時代は野球部ひと筋。 小/中/高/大の全てで全国大会に出場。 日本一を2度経験する。日本代表にも選出される。 大学時代は野球に加え人工知能の研究に従事。 新卒でサイバーエージェントに入社し、子会社の取締役に就任。 現在は、会社を2社経営し、人工知能・認知科学を応用した独自の方法論を使ってあらゆる事業社(業種問わず)のグロースハックを支援。 レーザービーム社ではキャリア教育事業を主に行っている。
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